漢方治療 島崎耳鼻咽喉科 高知市愛宕町1−3−11
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症状と改善例

■ A子さん 42歳 【 だるさ 】
 41歳の時、子宮筋腫の手術を受けました。手術して一ヶ月してパートの仕事を始めました。しかし、なんだか疲れやすく、なかなか元の体力が出てきません。夕食を作るにも、ドリンク剤で元気をつけなければ作れなくなりました。
 手術した婦人科で傷の治りもよく順調、もう来なくて良いといわれました。内科に行き、血液検査など受けましたが、異常なしといわれました。家にいると、いつも横になっていたい感じで、ドリンク剤を頼りになんとかパートは勤めていました。ある人のすすめで受診され、漢方薬を飲み始めました。手術から1年以上たっていました。

 2週間後、A子さんが受診され、おっしゃるには、「とても楽に動けるようになりました。驚きです。バスが来ても走って行って乗れなかったんです。それが走って行って乗れたんです。うれしいです。しばらくこの漢方薬を飲んでいたいです」
この方はご希望もあって1年ほど内服して、自信もついたということで、終わりにしました。

■ B男さん 70歳 【 両耳の湿疹 】
 長年、両耳の湿疹で痒くてたまらない、皮膚科でもらった薬をつけているが、耳の中もかゆいし、耳垢がいっぱいたまってきてうまくとれない。そのためか最近は聞こえなくなってきた、と受診されました。

 両方の耳の中は耳垢でいっぱい、耳全体が湿疹でガサガサ、ジュクジュクしてとてもかゆそうです。身体も背中、お腹、両手両足も湿疹があるといって見せてくれました。

 耳の垢を2日がかりで取り除き、漢方治療をすすめました。初めの2ヶ月は、耳垢が取っても取ってもたまりました。まずかゆみが取れ始め、両耳の湿疹の状態も少しずつよくなって来ました。根気よく、漢方薬を飲むこと2年。耳は正常になり、耳垢のたまり方も普通になりました。そして、長年の全身の湿疹も全てよくなり、皮膚科にも行かなくてすむようになりました。

■Cちゃん 4歳 【 副鼻腔炎 】
 2ヶ月前から、風邪をひいたのか鼻が出始めました。小児科で薬をもらい、耳鼻科にも行き鼻の治療と抗生物質を飲み始めました。
 一ヶ月たっても鼻はいっこうによくならず、咳も出始め、アレルギーがあるので、喘息だといわれ、喘息の吸入を始めました。耳鼻科を変えてきました。のどに多量の鼻汁が垂れ下がっていて「このための咳ではないか!鼻をなおせば咳もよくなる」と方針をたて、漢方薬1種類だけお出しして、鼻の治療に週2回通ってもらいました。漢方薬が効いてくるのに2週間ぐらいかかるだろうから、お母さんに頑張るように言いました。のどに垂れ下がる鼻汁が少しずつ減り始め、予想どうり、2週間をすぎたころから咳がなくなり、鼻汁がぐっと減り、3週間で治りきりました。

 お出しした漢方薬は安くて、薬代は1日分保険で12円ほどでした。3週間で252円です。経済的でもありました。

 Cちゃんが飲んでいた抗生物質はマクロライド系のもので、通常はよく効くことが多いのですが、Cちゃんのように漢方薬のほうがいい場合はありますね。

■ D子ちゃん 6歳 【 頭痛 】
 半年前から原因がわからない頭痛がたびたび起こりました。頭のCT検査で副鼻腔炎があることが分かり、耳鼻科にやってきました。CT検査のフイルムも持参してきました。しかし「鼻の中をみてもCTもそんなに頭が痛くなるかしら」という程度でした。頭痛の様子もくわしく聞きました。原因は鼻以外の可能性が出てきました。

 漢方薬を症状に応じてお出ししました。まず、2週間で頭痛の頻度は半分になりました。1ヶ月でさらに少しいいというところまでいきました。また問題点を考慮して、漢方薬を変えてお出ししました。するとぐんぐんよくなっていきました。頭痛が取れてから、「念のためさらにもう少し飲んでおきましょう」と言うと、実は以前からあった、おねしょも止まったと聞きました。おねしょのためにもと、お母さんは希望され、結局10ヶ月漢方薬を飲みました。

 「風邪をひきやすく休みがちだった幼稚園時代と違って、この小学1年生の間一度も学校を休まなかった、何でもよく食べるようになり、身体がふっくらして丈夫になった」とお母さんはうれしそうに話されました。

このように、あれこれよくなっていくのは漢方治療でよく起こることです。